タンザニア カルチャーショックの旅

0
旅行
地球のみなさんこんにちは!
ケニアで青年海外協力隊として活動している平岡咲幸希です。

年末年始の休暇を利用して、お隣の国タンザニアへ旅行に行ってきました。
タンザニアはケニアと同じスワヒリ語圏。共通の民族もいるし、ケニアとタンザニアにまたがる国立公園もあるし、どちらの国も主食はウガリ。共通点が多くて地理的にも近い、ケニアにとっては一番身近な外国だと思います。
ケニアと似たような雰囲気なんだろうなと思いながらタンザニアに行ったのですが、意外と違う部分があったので紹介します。


ケニアから見たタンザニア カルチャーショックランキング

第5位 民族同士の仲が良い
これはカルチャーショックってわけじゃないけど、すごくいいな~と思ったので5位に入れました。
タンザニアって120くらい民族があって、宗教はキリスト教とイスラム教が半々なんだそうです。それなのに民族対立や宗教対立はほぼほぼ無く、みんな同じ「タンザニア人」としての結束があるとのこと。これは初代ニエレレ大統領の功績らしい。なんて偉大な方!

ケニア人もケニア人としての誇り(というかプライド?)を持ってる感じはありますが、〇〇民族としての意識が強い気がします。(都会の人は違うかも。)仲の悪い民族もいるし、選挙のときは民族抗争も起きる。
宗教に関してもケニアは圧倒的多数がキリスト教。しかも他の宗教に理解を示す人は少数です。度々“GOD最強説”を説かれ、正直うんざりすることがあります。
タンザニアが羨ましくなる話でした。


第4位 正しいスワヒリ語
スワヒリ語はタンザニアのザンジバルが発祥だと言われています。さすがスワヒリ語発祥の地というだけあって、タンザニアの人たちが話すスワヒリ語は正しく、美しい。タンザニア隊員のスワヒリ語もケニア人より上手くてびっくり。笑
ケニアのスワヒリ語は独自の言い回しをしたり、英語交じりで使ったりしていてスワヒリ語としては正しくないんです。普段はあまり気にしてなかったけど、タンザニアに行ってからケニアのスワヒリ語が恥ずかしく感じることも。ケニアで使ってるのはスワヒリ語じゃなくて「ケニアスワヒリ語」なんやなと思いました。


第3位 街が秩序立っている
50745221_1783073745129794_4878751620378132480_n.jpg
(モシの町)

タンザニア一番の大都会ダルエスサラームには、街のいたるところにゴミ箱がありゴミが散らばっていませんでした。ポイ捨てする人も多いと聞きましたが、ケニアほどではないんでしょうね…。

そして驚いたのは、車が歩行者に道を譲ってくれること。ケニアでもたまに道を譲ってくれるドライバーがいますが、かなり少数なのでなかなか道を渡れないことが多いです。
タンザニアのダルエスサラームとモシ(キリマンジャロの麓の観光都市)ではすぐに車が道を譲ってくれて感動しました。


第2位 食事が美味しい
RIMG4211.jpg
(ステラおばさんが作ってくれた夕食)

ケニアとタンザニアは食文化が似ていて、レストランのメニューや家庭料理の種類は似たような感じです。
なのに!味が!タンザニアの方が断然美味しい!!!!
ケニアと違って繊細な味付けでした。
主食のウガリまでタンザニアの方が美味しい!!同じ材料のはずなのになぜこんなに違うのか??初めてウガリを美味しいと思いました。
特に同期のタンザニア隊員のカウンターパートである“ステラおばさん”が作ってくれたウガリが甘くて美味しかった!!
タンザニアの同期曰く、もっと甘くて美味しいウガリが主流だそう。タンザニアのウガリ恐るべし。

さらにザンジバルへ行くと独自の美味しい食べ物がたくさん!!
RIMG4314.jpg
(ザンジバルピザ。中身はお店によっていろいろ。餃子みたい。)

49947608_788879141465278_4959237799971651584_n.jpg
(マンダジとチャパティだけじゃない、多様なおやつ)
なんで隣国ケニアにないんや!!


第1位 人がおとなしい
50476220_2080146495609499_8801164266188046336_n.jpg
(誰も話しかけてこないダルエスサラームのバス発着所)

私はケニアで一番おとなしいと言われている民族が暮らしている地域に住んでいます。そんな私でさえ感じる、タンザニア人のおとなしさ。
地域差や民族差はあると思います。それでも同期の任地ムネニア村(めっちゃ田舎)、大都会ダルエスサラーム、観光地ザンジバルやモシ、私が訪れたタンザニアの全ての地域で感じました。

具体的には、道端を歩いていて知らない人から声をかけられる回数が極端に少ない。一緒に行ったケニア隊員はそれに物足りなくなって、自分から声をかけていた。
ケニアでバス乗り場に行けば「どこ行くの?」「〇〇行きならこっち来い」「タクシー乗るか?」「クッキー買わない?」などと大勢に囲まれます。
タンザニアは違いました。「どこ行くの?」と声をかけてくる人はいるにはいます。でもほんの2~3人。しかも「歩いてホテルに帰るところ」と答えるとすぐに去っていき、囲まれることなんてありませんでした。
確かにこれは物足りない。いや、有難いけど。

フェリー乗り場でも「人多いのに騒がしくない!すごい!」という印象でした。しかしそれに対して一緒にいたルワンダ隊員は「え、騒がしいやん!」という反応。
ルワンダってどんな静かな国なんやろう?(ケニアがうるさすぎ?)


最後に
隣の芝は青く見えるという現象かもしれませんが、タンザニアは素敵な国でした。
タンザニアを褒めたたえてケニアをディスってるように思われるかもしれませんが、私はケニアも好きです。
雑然とした町も、うるさい(人懐っこい)人たちも、雑な味付けのケニア料理も。決して嫌いではない。
けど今はタンザニアでの日々が恋しいです。

※今回は一緒に旅行した仲間が撮影した写真も使わせてもらいました。あさんて!

0 Comments

Add your comment

前の記事
次の記事