ケニアセントラルぶらり旅②とある村の報道されない裏事情編

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ケニアのこと・ケニア人のこと
地球のみなさんこんにちは!
ケニアで青年海外協力隊として活動している平岡咲幸希です。

ケニアの中心のあたり(セントラルエリア)へ旅行に行ってきた話の続きです。
第一弾はこちら。

ケニアセントラルぶらり旅①

地球のみなさんこんにちは!ケニアで青年海外協力隊として活動している平岡咲幸希です。クリスチャンの多いケニアでは、4/19~4/22の間イースターの4連休でした!私の配属先もお休みだったので、これを機に普段なかなか行けない地域に行こうと思い立ち、急遽ぶらり旅してきました(^^)①メルーリマンドホームで同期の新たな一面を見るメルーリマンドホームの外観。広くて塀があって立派な施設!まずはケニアの首都ナイロビからマタツ...


今回はあんまり気持ちのいい話ではないし、諸事情によりぼやかして書かないといけないことが多いのだけど…
考えることがあったので綴ってみます。


とある村を訪問
IMG_8375.jpg
こんな感じのところ。

ケニアのセントラルエリアに、ちょっと変わった成り立ちの村がある。
今は詳しくは書けないけど、事情があって何かから逃げてきた人たちで構成されている村だと思ってください。
そういった村人たちが自身の力で村を発展させ、人権問題に取り組んだりもしているということで、世界からちょっぴり注目されている。
海外の有名なニュースサイトにも載ってるし、日本語のサイトにも書かれている。

サイトによると、作物が育ちにくいエリアなので決して裕福な村ではないが、村人は協力し合いながら村を発展させてきたとのこと。
そして世界から注目されるまでになった。
徐々に観光地化もしてきているらしい。
故郷を離れ、何かから逃げてきた人たちが集まってできた村が観光地化…調べるうちにどんどん興味がわいてきたので、重い腰を上げてこの村を訪問することを決めたのです。


村で見た裏事情

村に着くと女性が出迎えてくれて、慣れた様子で村を案内してくれた。
最初は淡々と村の成り立ちや村人の構成などを教えてくれていたが、徐々に話の方向が変わってきた。どうやら彼女の暮らしは私たちが思っていたよりも厳しいらしい。
いくつか質問していくうちに分かったのだが、彼女の生活が苦しいのは村の権力者の搾取が原因だった。

・観光客が支払う村への入場料は全て権力者のポケットに入る。
・村を応援する人が村へヤギをプレゼントしても権力者個人の所有物になってしまう。
・村人の収入源は観光客に売るアクセサリーの売上と、観光客からのチップ。

なので生活は厳しく、学校に通えていない子供もいる。
村人たちはお金を貯めて村から出ることを希望しているそう。

何かから逃れてきた人がこの村で平和に過ごせる!と思った矢先、こんな仕打ちに合うなんて。
こういうのを現代の奴隷って言うそうです。

最初は私を同情させてチップを稼ごうという魂胆か?って疑ったけど、話がリアルで嘘とは思えなかった。
これ嘘やったらマジであの人女優やし、一緒に人狼ゲームやったら絶対負ける。


権力者に立ち向かえないのか?

私は思ったのです。
村人みんなで力を合わせて悪い権力者を追い出してしまえば良いのでは?

でも実際はそんな単純な話じゃないようで。
権力者は警察と繋がっているので、下手なことをすると村人が逮捕されるリスクがあるとのこと。

はい、出ましたー。ケニアのクソ警察。
私はケニアのことは好きやけどケニアの警察は大嫌い。
権力を振りかざして賄賂を要求してくるケニアの警察。
私がケニアに来て最初に覚えた英単語は「corruption」=汚職。あまりにもこの単語をよく聞くから覚えた。
それくらい汚職が蔓延ってる国。

警察がこんなんやから、弱者は搾取されるがまま。
メディアも裏事情を報道できず、真実は隠されたまま。(報道すると村人に危害が加わる恐れがある。)
こんなんじゃ何百年たってもこの国良くならんやん。ばかやろー!!

ケニアの警察や権力者に怒りつつ
メディアを100%信用してたらあかんのやなーと考えつつ
何もできない自分にイライラしつつ
マタツ(乗り合いバス)に揺られながら次の街を目指すのでした。


その後人から聞いて知ったんやけど、こういうことって途上国ではよくある話なんやって。
なんとかしたいと思っていろいろ作戦を考えてみるんやけど、結局行動には移さない自分。
情けなくて惨めで腹が立つ。
結局私はその程度の人間。
動けよ、自分。ばか。


旅はまだつづく。

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