ケニアのスリの手口

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ケニアのこと・ケニア人のこと
地球のみなさんこんにちは!
ケニアより平岡です。

ケニアに住んでいると言うとよく聞かれるのが治安のこと。
首都ナイロビはガイドブックで「凶悪都市」と紹介されるくらいなので、治安は悪いです。
JICA関係者はナイロビでは安全対策のため徒歩移動は禁止、常にタクシーで移動します。

ときにはテロや誘拐など命に関わる事件もありますが、圧倒的に聞く回数が多い犯罪はスリです。
隊員仲間の中にもスリの被害に遭った人が数人います。
実は私もケニアでスリに遭いそうになったことがあります。しかも3回も。(いずれもモノを盗まれる前に気づいて被害はありませんでした。)
今日は今までに出会ったケニアのスリの手口をまとめます。


①マタツステージの混雑に紛れて盗む

マタツ(乗り合いバス)の乗り降りをするマタツステージは、どこの街でも一番人が多くてうるさい場所です。マタツの客引きやよく分からない謎の商品を売る人たち、そして移動したいお客さんでごった返すので、犯罪が起きやすいところです。
私がマタツで目的の街に着いたとき、マタツから降りようとした瞬間にたくさんの人が私の周りに押し寄せてきて、身動きがとれずイライラしていました。(そこまではよくあること。)
そのイライラしている隙に一人が私のウエストポーチを開けて中に手を入れていました。


②混雑した車内で隙をみて盗む

こちらはスーパー単純なスリで、完全に油断していた私に非があります。
私は満員のマタツの中で財布や携帯を入れたポシェットをお腹にかかえてうとうとしていました。
すると横っ腹のところでもぞもぞ動くものを感じました。満員の車内なので隣の人の手が当たることなんてなんとも思っていなかったのですが、どうももぞもぞが長いこと続いている。
気になってもぞもぞしている部分を確認してみると、ポシェットに付けていた腕時計が取れそうになっていました。
この日はたまたま腕時計を腕につけるのが邪魔に感じて、ポシェットに付けてたんです。それをすっかり忘れていました。


③落とし物に注意を向けさせている隙に盗む

これが一番計画的な犯行です。
こちらも満員の車内。ケニアではバス・マタツが発車してしばらくしてから係の人がお金を集めることが多いです。
このときも発車後にお金を集めていて、私が運賃を払い終えた瞬間に後ろの席にいた人から「あなたの席の下にコインを落としたから拾ってほしい」と声をかけられました。
そう言われたからには探すのですが、コインは見つかりません。「ごめん、見つからない」と言っても、「そこにあるはずだからもう一度見てくれ」としつこく何回も探させられました。
なんかしつこいし変やな…と思っていたら、私の隣にいた人が私のウエストポーチから現金を盗もうとしていました。もうお金は犯人の手に掴まれていたので、ギリギリのところで気づいて取り返しました。
前日に家賃や旅行用にけっこうな金額のお金をおろし、財布に入りきらなかったのでウエストポーチに直接入れてたんです。
しかも運賃を払ったところだったので、ウエストポーチのチャックが開きっぱなしのタイミングだったんですよね。
完全なる計画的犯行でした。


対策・教訓

いずれも未遂で終わったものの、気づくのが1秒遅れていたらいろんなものを盗まれていたかもと思うと腹立たしいです。
しかも、もっと気をつけれいれば、油断さえしていなければ防げたことなので情けないです。
今思えば反省点がたくさんあります…。

・人が多いマタツステージや満員のマタツの中では貴重品から気を逸らさない。
・声をかけられたら話してもいいけど、そういうときこそ特に貴重品に注意する。
・知らないケニア人を信用しすぎない。
・車内でなるべく寝ない。
・腕時計をカバンに付けない。
・大金を直接カバンに入れるのもダメ。大金は貴重品入れに入れて服の中に隠す。
・ウエストポーチに安心しない。


私みたいなことにならないように、みなさまもお気をつけください!

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