グーズベリー農家リチャードとの思い出

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青年海外協力隊のこと・活動のこと
地球のみなさんこんにちは!
平岡です。

今朝、珍しく夢を見ました。


こんな夢。笑
最近カンブリア宮殿見てないねんけどなぁ。

夢の中で泣いてしまったのは、任地のケリチョを懐かしむ気持ちと、ケリチョでもっとあんなことこんなことしたらよかったな…という無念の思いから。
2年間青年海外協力隊としてケニアのケリチョで活動したけど、正直手を抜くこともあったし、もっとできることがあったなと思ってる。なんでもっと頑張らんかったんやろう…って、自分の行動について後悔していることもある。
そのあたりのこともまとめたいと思いつつ、数か月間書きかけになってる記事がある。いつ書き終わるのだろう。


この夢についてもう少し詳しく書くと、ケニア生活の回想の途中である人物のことを思い出して涙が止まらんようになった。
リチャードという名前のグーズベリーやお茶を生産している農家さん。
私がケニアに赴任して間もない頃、農業局の同僚から紹介してもらった方です。
同僚以外で初めて仲良くなったケニア人でした。

熱心な農家さんで、ケニアでは珍しい(日本でも珍しいけど)グーズベリーの生産に力を入れていたので、彼のビジネスを手助けできたらいいなと考え、よくお家にお邪魔していました。

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これがグーズベリーの実。栄養満点。甘酸っぱい。
一緒にパッケージ開発をしたときの写真。

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ジュース作りもやってみた。


そんなリチャードですが、いつしか入退院を繰り返すようになり、連絡も途絶えがちで一緒に活動することもなくなった。
後半の一年間はほとんど会うこともなく、たまに会っても世間話をする程度。病気のせいで腕が上がりにくくなり、農作業ができないと話していた時期もあった。
最後に話したのは帰国の1ヶ月ほど前、偶然町で会って、もうすぐ帰国するという話をした。その頃リチャードの身体の具合は良好だったようで、農業も再開して時々グーズベリーを町に売りに来ていると話してくれた。

それから3ヶ月半ほど経った今週、リチャードが亡くなったという知らせが届いた。
厳密には5/21に届いていたが、私が2週間ほど気づいていなかったのだ。



ちょうど2年前。ケリチョで活動し始めの頃、何をやったらいいのか分からないし、何もやることがなかったときに家に入り浸らせてくれたリチャード。
あの頃あなたに出会っていなかったら、私はその後のケニアでの素晴らしい体験をすることなく、協力隊活動を諦めて途中で帰国していたかもしれません。

一緒にグーズベリーの収穫をしたこと
一緒にグーズベリーのパッケージ開発をしたこと
一緒にグーズベリージュースを作ったこと
奥さんや息子さんたちを紹介してくれたこと
久しぶりに会うとスキンシップが激しくなったこと
帰りはいつも幹線道路まで一緒に来て車を捕まえてくれたこと
グーズベリーの栄養価や販路について話し合ったこと
ニワトリやウサギを見せてくれたこと
パクチーの花を見せてくれたこと
ティラピアの養殖場を見せてくれたこと
木に登ってグァバの実を採ってくれたこと
ジンジャー味のManjiのクッキーをくれたこと
砂糖を入れずに紅茶を飲むのが一緒だったこと

思い出がいっぱいある。



最後に会った日、帰国までにまた家に遊びに行くね~とか言って結局行かなかった私は薄情者。
リチャードごめんね。
リチャードありがとう。
R.I.P.
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